レップ数(レップス)、1RM、セット数、インターバル(休息時間)などの用語の正しい意味を簡単に解説します。
レップ(レップス)
『repetition』の略で、反復回数のことです。
腕立て伏せ20回=腕立て伏せ20レップ となります。
レップ、レップ数、レップス、reps などと表現されますが全て同じ意味です。
1RM
RMとは『repetition maximum』の略で最大反復回数のことです。
読み方は文字のまま「アールエム」です。
1RM=1回だけできる重さ(負荷) となります。8RMは8回だけできる重さ。20RMは20回だけできる重さのことです。
腕立て伏せが10回できて、11回目はできない という場合、その人にとって腕立て伏せは10RMの負荷ということになります。
%1RM
%1RMとは1RMに対する重さ(負荷)の割合のことです。
トレーニングの強度はだいたいこの%1RMで表現することができます。
例えば、全力を出せば100㎏のベンチプレスを1回だけできる人が、80㎏のベンチプレスでトレーニングしていた場合、80%1RMのトレーニングである といえます。
100㎏×1レップス=100%1RMの負荷
80㎏×8レップス=80%1RMの負荷 となります。
ちなみに%1RMとレップ数には「これくらいの負荷だったら何回くらいできる」というある程度の相関関係があります。これはワークアウトの目標を効率よく達成していく上で非常に大切になります。が、用語の意味解説とずれるので別の記事で詳しく解説していきます。
セット数とインターバル
ある一定のレップ数毎のかたまりのことをセット数といいます。
セットとセットの間の休憩時間のことをインターバル、または休息時間と表現します。
ただし、文脈によってはインターバルや休息時間がトレーニングとトレーニングの間の休息日のことを表現する場合もあります。
例えば、
スクワット20レップ×2セット/インターバル1分 という場合
スクワットを20回行う→1分休憩→また20回スクワットをする といったトレーニング内容のことを表しています。
上半身のトレーニングの日と下半身のトレーニングはインターバル1日でルーティンを組んでいる という場合
月曜日に上半身、火曜日は休み、水曜日に下半身、木曜日は休み、金曜日は上半身 といった一週間の計画のことを表しています。
まとめ
レップ…やる回数
1RM…1回だけできる重さ
セット数…レップ毎のまとまり
インターバル…休み時間
こんな感じで捉えておけばOKです。