You are what you eat.『あなたは、あなたの食べたものでできている』
英語のことわざです。あなたの心や体はあなたが食べたものから作られるのだから、普段から食事には気を遣いましょうねっていう意味の言葉です。
じゃあそもそもその食べ物って何からできているんでしょうか?
この記事を読めば、普段の食事を考えていく上で基本中の基本となる『3大栄養素と5大栄養素』とは何かを理解できます。
3大栄養素とは
炭水化物・脂質・タンパク質の3つの栄養素のことをいいます。
・炭水化物はエネルギー源になります。体を動かしたり、心臓などの臓器や、脳が活動したりする時にエネルギーの源になります。
・タンパク質は皮膚や筋肉、血液や髪の毛など体をつくる材料になります。また、肝臓に蓄えられたエネルギーが少なくなると(炭水化物が不足していると)、エネルギーとして使われます。要するに、体がエネルギー不足になったときにはエネルギー源としてもはたらきます。
・脂質は主にエネルギー源になったり、体の細胞をおおっている膜の材料になったり、ホルモンの材料になったり、ビタミンの吸収を助けたりします。
5大栄養素とは
炭水化物・脂質・タンパク質の3つにミネラル・ビタミンを加えたもののことをいいます。
・ミネラルは体の調子を整えます。骨や歯をつくる、神経の伝達(脳から体に指令を送ったり、体から脳に情報を送ったり)をスムーズにする、体の臓器を正常にはたらかせるといった役割があります。
・ビタミンも体の調子を整えます。3大栄養素や、ミネラルの消化・吸収を助けたり、体の老化を防ぎます。
最後に
食べ物はこれら5大栄養素に水分を加えた計6つの栄養素からできています。
3大栄養素は、食品のパッケージなどに表示されているので、普段食べているものがどんなものなのか考えて見ると面白いかも知れませんね。